イチローズ・ダブルディスティラリーズ
¥2,500 JPY
🥃 味わい(Palate)
口当たりはとてもなめらかで、バランスの取れたミディアムボディ。
最初に広がるのは、ハチミツのような柔らかな甘さと、オーク樽からくるウッディな渋み。
続いて、ダークチョコレートやナッツのコクがしっかりと舌を包み込み、
そこにドライフルーツ(レーズン、イチジク)の甘酸っぱいニュアンスがアクセントとして加わる。
さらに、ほのかなスモーキーさと、黒胡椒やシナモンのスパイス感が心地よく舌に残る。
口に含んでから飲み込むまでの流れがとてもスムースで、層のある味わいが展開される。
✨ 後味(Finish)
余韻は中程度からやや長め。
ミズナラのウッディさが穏やかに続き、
その後にナッツやバニラの甘みがじんわりと残る。
最後にほのかなスパイシーさとスモーキーさが心地よい後味として広がり、
次の一杯への期待感を高めてくれる。
📌 歴史・文化
イチローズモルト ダブルディスティラリーズは、埼玉県秩父市にある「秩父蒸溜所」と、閉鎖された「羽生蒸溜所」の原酒をブレンドした特別な一本。
「ダブルディスティラリーズ」という名前の通り、2つの蒸溜所の異なる個性が絶妙に響き合うブレンドが特徴です。
羽生蒸溜所のウイスキーは、ややスモーキーで力強い味わいがあり、秩父蒸溜所のウイスキーは、繊細でフルーティー、香り高い仕上がり。
この2つの異なる個性を、イチローズモルトの創業者でありブレンダーである肥土伊知郎氏が丹念にブレンドし、
「和」のバランスを重んじた味わいにまとめ上げています。